デスク下にある電源タップの口の使用数を減らすために安い多ポートUSB充電器を探していたら、約1000円で売っていたBK386-PDを見つけたので実際に買ってレビューしてみました。
4ポート搭載でUSB-C、QC3.0、PD3.0にも対応しています。出力できる電力に限りはありますが、コンセントの使用数を減らしたい方にはおすすめです。
スペック:安いのに4ポート搭載でUSB-C、QC3.0とPD3.0に対応
ポート数 | 4ポート USB-C+USB |
充電タイプ | USB-C(Type-C)1 + QC3.0 Quick Charge1 + 2USB急速充電 |
INPUT | AC 100-240v 50/60Hz 0.35A |
OUTPUT | DC 5V / 4A(max)最大 9V / 2.4A(max)最大 12V / 1.8A(max)最大 |
寸法/重量 | 25 * 44 * 65mm / 約48g |
BK386-PDは安価ながらUSB-Aを3ポート、USB-Cを1ポート搭載した充電器です。
仕様通りなら出力は1ポート最大20W、合計で最大36Wまで対応しています。QC3.0とPD3.0にも対応しているので急速充電が可能。充電が遅くてイライラすることもありません。
コンセントの部分は折りたたみ不可能。お出かけには不向きかもしれません。
色はブラックとホワイトの2種類。今回購入したのはブラックです。
コンセントとUSBポートのある面以外は表面がテカっています。デザインは悪くないです。
OPPO A73付属の充電器と比較。高さと奥行きはBK386-PDのほうが少し小さめ。幅はそこまで変わりません。
安いUSB充電器の性能をレビュー
BK386-PDが充電器としてどのくらい使えるのか検証します。
今回はQC3.0に対応しているOPPO A73で急速充電が可能か試してみます。測定にはAccuBatteryというアプリを使用し、充電電流を簡易的に測定します。
なおアプリに表示されているワット数は、実際に流れているものとは別のものです。参考にしないでください。
使用したケーブルは、A73付属のUSB-A to Cケーブルと急速充電・2.4A対応のダイソーのUSB-C to Cケーブルです。
バッテリーの残量は20~40%台で計測。検証は可能な範囲でやっています。ご容赦ください。
検証の前にA73付属の充電器(5V2A,9V/2Aに対応)で計測。2122mA出ており、高速充電出来ています。
1ポートのみ使って充電した場合 急速充電は可能
色がオレンジのUSB-Aポート、USB-Cポートではどちらも2100mA以上出ており、急速充電ができています。
一方、色が緑のUSB-Aポートでは800mAしか出ておらず、急速充電できていません。
2ポート以上使って充電した場合 急速充電はできるかは場合による
オレンジのUSB-Aポートに5Wで充電できるiPhone 5を充電しながら、USB-Cポートから充電すると1113mAで充電されます。こうなる理由はおそらくA73がPDに対応していないのが原因?
なお逆のパターンは試せないので飛ばします。
緑のUSB-Aポートを5Wで充電できる機器で埋めた状態で計測した場合は、30Wに達していなかったのか1ポートの時とあまり変わりませんでした。
4ポート全てを適当に埋めた状態で計測します。接続したのはiPhone 5(5W)、Gen 5e(5W)、Soundcore Q35(3.25W)。
オレンジのUSB-Aポートでは1064mAで充電されています。30Wを超えているからか、流石に電力は下がるようです。
USB-Cポートでも同じぐらいの1107mAで充電されています。
合計36W対応を謳っていましたが、実際は30Wぐらいまでなのかもしれません。
本体の熱さは触れるレベル
充電中に本体が熱くなりますが、カイロと同じぐらいの熱さで手で触っていられるレベル。温度はあまり気にしなくても良さそうです。
まとめ:普通に使えてコンセントの使用数を節約できるUSB充電器
BK386-PDは安価ながら4ポート搭載で、急速充電もできるUSB充電器です。約30Wまでという制限はありますが、4ポートを一つの充電器にまとめられるので、コンセントの使用数を節約したい方におすすめです。
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