iPhoneで最新の機能を体験したり不具合を修正するには、対応した端末でiOSを最新のものにアップデートする必要があります。
この記事では、iPhoneだけでiOSを手動でアップデートをする方法を解説します。また、アップデート前に必要な準備についても紹介しています。
アップデート前に必要な準備は4つ
ストレージの空き容量を必要な分だけ確保する
アップデートに必要な分の空き容量がない場合、最新のiOSをダウンロードすることが出来ません。
空き容量を確保するには不要な写真・アプリの削除をしたり、パソコン・クラウドストレージなどへデータを一時的に退避させる必要があります。
必要な空き容量はiOSのサイズによって変わってきます。また、iOSのサイズよりもある程度大きな容量が必要になってくるため、余裕を持たせておいたほうが無難です。
Wi-Fiに接続する(推奨)
iOSのサイズは大きく、例えば「iOS 15.4.1」だとSE(初代)用のもので213.3MBあります。新しいiPhoneほど容量は増えます。
さらに、1桁目の番号が変わる大型アップデートの場合は最新機種だと5GB台になることもあるため、いわゆる「ギガ不足」の状態になることもあります。なのでWi-Fiでのダウンロードを推奨します。
iPhoneを充電しておく
端末のバッテリー残量が少ないと、アップデートは始まらないので充電が必要になります。
必要なバッテリー残量は、非充電時に50%以上、充電時に20%以上が必要になります。
万が一のためにバックアップを作成する
アップデートに失敗したときのために、iCloudなどでバックアップをとっておくことをおすすめします。詳しくはApple公式の記事を参考にしてください。
iPhoneだけでアップデートする方法
設定アプリを開いて「一般」→「ソフトウェア・アップデート」の順にタップします。iPhoneにインストールされているiOSが最新バージョンではない場合、最新のiOSをダウンロードすることができます。
「ダウンロードしてインストール」をタップします。
パスコードを入力します。すると、iOSのダウンロードが始まるので待ちます。ダウンロードにかかる時間は環境によって異なります。
ダウンロードが完了するとアップデートの準備に入ります。準備が完了したら「今すぐインストール」をタップします。
「アップデートを検証中」と表示され、その後リンゴマークと進捗状況を示すバーが表示されます。問題がなければアップデートが正常に進んでいるのでしばらく待ちます。
アップデートが完了するとパスコードの入力を求められるので入力します。
無事、アップデートすることができました。
まとめ:アップデートは簡単にできる
iPhoneのアップデートは簡単に行うことができます。事前の準備はいくつか必要ですが、どれもあまり難しいことではありません。
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